昨晩は、ご常連様が3人ご来店されましたが引き続き静かな夜となりました。さて、いよいよ恐れていた日本国債の格下げが実施されました。「AAマイナス」から「Aプラス」へと1段階引き下げとの事で、ついに中国・韓国よりも価値のない通貨となってしまった日本円。通常であれば国債の金利が上がりますが、中央銀行である株式会社日本銀行が必死に買い上げて金利上昇を抑止しようとします。国債の格下げが行われますと、国債を大量に保有している金融機関や保険会社も資産価値が毀損します。
今や、株式会社日本銀行はタコが自分の足を食べている状況なのですが一体どれほどの額を食べているのでしょうか。現在の保有額は
300兆円です。
今回の格下げによって、更なる保有を強いられますので400兆円到達もそんなに時間はかからないのではないかと思います。いよいよ日本人は自国の通貨(特に日本銀行券)を他国の通貨に換えるか現物資産にしておく事を真剣に考えなくてはならない状態であることを意味します。よく「日本は国債の大半を国内の個人や組織が持っているし、日本人の個人資産も豊富だから心配ない」と言われることがありますが、つまり「この膨大な債務を最後は国民の資産をもって相殺できますから安心ですよ」と言っている事になります。しかも、今回の国債格下げの理由が
「経済好転の可能性低い」
ですので、今後は経済状態が悪化しても好転することは無いと判断されたのです。現状でも相当な不景気だと私は感じておりますが、これはまだ序の口だという事なのかもしれません。今回の格下げで日本はいよいよ崖っぷちに立たされたわけですが、次の格下げまでの時間がどれくらい残されているのか。世界中が日本の動向に注目しています。
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