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週末起業でたこ焼き屋

いよいよ3店舗目がオープン

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2018年9月にいよいよ3店舗目がオープンすることに。今度のお店はなんと肉料理。

副業としてのたこ焼き屋が本業になった

2015年5月に副業として雑居ビルの2階にたこ焼き屋をオープンして早くも3年ほど経過した。2017年には同じビルの1階に2店舗目をオープン。既に飲食業が本業となってしまった。一階の明石焼き屋の認知度も少しずつではあるものの広がっており、毎日必ず新規のお客様が来店するまでになった。

当初、二階のたこ焼き屋と違い明石焼き屋は深夜帯に繁盛する傾向があり従業員がいる時間帯は暇で私が従業員と交代してからが忙しいと言った状況が続いていた。「それならば1人でやった方が良いのではないか」と考えた時期もあったが時が経って認知度が上がったら若年層のお客様が増えてくれて前半も忙しくなると信じて耐えてきた。

辛抱強く絶え続けた結果、最近では20代のお客様が早い時間帯で来店することも多くなっている。自分が現場に立たずに従業員だけで運営する「標準化」を飲食業ではこれまでの経験上はじめて実現した形となる。ほんの少しではあるけれど「経営」という領域に入ってきた。

正直、あの時「週末起業でたこ焼き屋」を始めていなかったら今の自分は存在していない訳で想像しただけでゾッとする。本当に副業で飲食店をやって良かったと心の底から感じている。

次のお店はステーキ屋

来月(2018年9月)オープン予定のお店はステーキ屋である。場所は二階のたこ焼き屋の同フロアの二階。しかもたこ焼き屋の向かい側の店舗。ドアを開けたらすぐにステーキ屋。この時点でこのビルで3店舗ほど飲食店を運営することになる。看板も現在の2店舗と同じ色にするので既存のお客様からの注目をすぐに集めることが可能だ。

既に2店舗を運営しており、それぞれ顧客が数多く存在するのだから雑居ビルの二階にオープンすると言っても集客力は路面店とさほど差は無いと考えている。つまり雑居ビルの階上と言えど最初の1店舗目が成功すれば後は同じビルに次々と開店していけば良いだけの話であり路面店にこだわる必要は無いと思う。

今回のお店の特徴は「最高に美味しい赤身の熟成肉」を隠れ家的な店舗で提供すると言うもの。カナダ製の本格ガスグリルで焼き上げるステーキは絶品。

また、意外に絶品だったのは鶏肉でガスグリルで焼き上げるチキンは極めてジューシーで私の人生の中でこれほど美味しい鶏肉を食べるのは初めて。お客様もきっと喜んでくれると思う。

この段階で「行きたい」と言ってくれているお客様の数は数百人に達する。宣伝もなにもしなくても既存の2店舗が情報発信することによって売上を取ることは可能。また、それによって既存店舗の売上が落ちるとは考えていない。逆に相乗効果で全体的な来客数は増えると分析している。

あとは場末のスナックを作れば完璧

今回、食べ物屋さんを3店舗ほど展開する訳だが「2件目のお店」が無いのは勿体ない。これでスナックがあれば完璧と言える。全て私が経営するお店でワンストップとなるから。スナックは「人」に依存するので女の子の質に売上が左右されるのだが最悪ランニングコストが捻出できれば良いかなと思っている。儲けるというよりは私のグループ店舗に来てくれたお客様の「満足度向上」という意味合いでもカラオケが整備されたスナックは繁華街でビジネスをする私にとっては必須アイテムだと考えている。

「美味しかった」+「楽しかった」

この要素はかなり重要。今後の時代は人工知能とロボットの時代に突入するので薄利多売の大規模飲食店はロボット化が進む。私のような小規模飲食店は調理技術は二の次でも「コミュニケーション能力」の高い人物を採用して「美味しくて楽しいお店」を作っていかなければ生き残ることは出来ないと思う。

今後、どれだけAIやロボットが台頭したにせよ人間社会であることは今後も間違いない。「楽しく食事をする」という人間の欲求は今後も不変だということだ。ただし「すごく美味しくて」、「すごく楽しい」という要素を維持しなければ存続は難しいだろう。

21世紀の小規模飲食店は美味しい料理を出すことは当たり前。その上で「スナック」の要素を取り入れた業態を開発していく必要がある。コミュニケーション能力が高ければ男性でも女性でもどちらでも良い。つまり、コミュニケーション能力が無い人間が新規で飲食店をオープンさせるのは危険だということにもなる。逆にコミュニケーション能力の高い人間ならば提供物の品質が不十分だったとしてもある程度は繁盛する。

上記の要素を実現するためにはカウンターだけの小規模な店舗が望ましい。「店員とお客様」または「お客様同士」で盛り上がってくれたら良いのでテーブル席は必要ない。大規模路面店より家賃も安く上記のような要素がある小規模飲食店。このような形態で数多く展開する戦略が今後の時代は正解だと考えており実際に実行している。

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