たこ焼きに欠かせないのが「タコ」です。このタコですが瀬戸内海で獲れたイキの良いタコを使えばよいかと言うと必ずしもそうではないんです。たこ焼きの生地がトロトロ・もちもちなのにタコが硬ければ、お口の中でタコだけが残りたこ焼きの一体感が出ないのが理由です。私のお店も含めて全国のたこ焼き屋さんが使用しているタコは、主にモロッコ、モーリタニア産が主流です。
私のお店のように1店舗しかない小さなたこ焼き屋さんは原材料の確保が容易です。しかしながら、多店舗展開されている大手のたこ焼き屋さんにとってはタコなどの生鮮の原材料確保は企業として死活問題です。
「築地銀だこ」、タコの一大産地モーリタニアに合弁会社
「築地銀だこ」を展開するホットランド <3196> は21日、タコの一大産地である西アフリカ・モーリタニアのMAURINVEST社(MAUR社)と合弁会社を設立すると発表した。主原料タコの安定的な調達を図る。
モーリタニアで捕れたタコは、これまで他国の加工工場に送られ、最終製品として日本に輸入されてきた。今回の合弁会社設立によって、現地で加工し、鮮度や品質を高めることができ、二国間の直接貿易とすることで物流面でのメリットもある。
出典:ZUU ONLINE 2015年7月21日
http://zuuonline.com/archives/73474
築地銀だこを運営する株式会社ホットランド(本社:東京都中央区 東証マザーズ企業コード3196)では西アフリカのモーリタニアに自社のタコ製造工場を開設しているほどです。ちなみに日本国が輸入しているタコの多くはアフリカ産なんです。
タコはアフリカ産が多い!
海外では食べる国が少ないですが、日本人はタコが大好きですね。さて、このタコはどこの国から輸入されているのでしょうか。
●日本のタコの輸入元(数量ベース)
第1位 モロッコ
第2位 モーリタニア
第3位 中国
第4位 ベトナム
第5位 セネガル出典:マイナビウーマン 2013年11月17日付
http://woman.mynavi.jp/article/131217-19/
さて、そんなアフリカ産のタコですがここに来て、第5位のセネガルのタコが盛り上がってきてます。私のお店も少しだけ関わりがある日本コナモン協会主催のセネガル産のタコPRイベントが東京にて開催されています。
■セネタコセミナーin東京シーフードショー
苦節10年。
セネガルから、高品質のタコを輸入するためにかけられた歳月です。
このたび空輸されたセネガルたこ=セネタコを使ってのたこ焼き試食会を開催。
セネガル漁業省大臣らも来場予定。
セネタコ開発担当W氏、セネガル漁業省役人、会長熊谷による「セネタコセミナー」&セネタコ試食会
8月19日(水)14:00~15:30
会場:東京ビッグサイト
■本場大阪のプロがジャッジ、セネタコ試食会!
大阪での試食会では、すでに流通しているモロッコやモーリタニアのタコとの比較。
両方のタコで焼いたたこ焼きを試食していただき、
セネタコが商品として通用するかの評価をしていただきます。
試食参加ご希望の方は、以下までご連絡ください。
E-mail: office@konamon.com
8月22日(土)
大阪ガスhu+gMUSEUM
11:00~本場大阪のプロたちによる試食評価
12:00~一般来場者による試食評価
出典:日本コナモン協会公式ブログ 2015年8月12日投稿記事
私のお店も日本コナモン協会のポスターを掲載させて頂いており、今回のセネタコは大変に興味があります。お店の営業がありますので東京や大阪に出張する事が出来ないのが残念なのですが、日本コナモン協会の熊谷会長イチオシのセネタコは是非とも試食してみたいです。どんなに美味しいタコでも安定供給可能な事が絶対条件ですので、そのあたりも知りたいところです。
タコの栄養「ビタミンB2」で美肌づくり
タコには抗酸化作用があり、エイジングケア効果や血液循環をよくするビタミンEをはじめ、同じく血液循環を良くするナイアシンが含まれているため、冷え性の改善が期待できます。また、肌の健康を保つ亜鉛、貧血を改善する鉄分も含まれています。
出典:美肌レシピ
http://www.skincare-univ.com/recipe/bihada/article/003781/
最後に食材としてのタコですが、美肌作りのために最適な食材なんです。ビタミンBやビタミンE、ナイアシン等のミネラル成分が豊富に含まれており、とっても健康に良い食材です。そんな栄養豊富な食材であるタコを美味しく食べるメニューの中でも筆頭格のたこ焼き。皆さんも是非タコ料理に挑戦してみてください。
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