昨晩は大物ママさんがお客様2人を連れてご来店頂きました。この大物ママさんは週に一度はご来店されます。お連れになっているお客様も相応な身分の方ばかり。普段、割烹やお寿司屋さんなどの飲食店に行かれている方々に「たこ焼きなんて良いのだろうか?」と考えていましたが、ご来店される度にお連れのお客様に大変喜んでいただけるので安心できました。昨晩はさらに大企業の子会社の社長さんが初来店、ご常連様、取引先の社長様などなど忙しくさせて頂きました。今月は総じて順調かつ安定した売上が取れています。先月までは極端に少ない日や極端に高い日などが多く、グラフにすると乱高下でしたが今月は安定しています。
売上が安定すると体力的にも食材的にもありがたいです。
売上が安定してくると食材のロスが減少し、後片付けも過度な労力を使わなくても完了するので体力的にも助かります。最近は、お客様が近隣のバーやスタンドにお持ち帰りたこ焼きをお土産で持って行き、それを食べたお店の人が来店するといった好循環が続いており、この傾向は今後も続くのではないかと思います。週末起業のたこ焼き屋は1人でオペレーションするので生産能力や処理能力には限界があります。過度な来客数だと来店されたお客様に迷惑がかかります。来店してたこ焼きが出てくるまで30分という時もありましたが、それでは顧客満足度は下がります。何事も適度・適当がバランスが取れて良いのではないでしょうか。
さて、広島の繁華街で発生した火事の影響で消防庁が動き始めました。
消防庁:木造で2階以上の飲食店の建物に立ち入り検査へ
6人が死傷した広島市の雑居ビル火災を受けて、総務省消防庁は13日、このビルと同様に木造で2階以上に飲食店が入る建物に、国土交通省と合同で立ち入り検査を実施するなどして防火対策を徹底するよう、全国の消防本部に通知した。
この記事を読んでみると火災が発生したお店は、どうやら個室がたくさん設置されていたみたいですね。1947年に出来た建物に沢山の個室ですので、消防法をクリアしているとは思えません。今回の火災では、
- ビルオーナー
- 管理会社
- 経営者
上記のステークホルダーの責任が重大です。当然、経営者が最も責任があると思いますがビルオーナーや管理会社の管理者責任も問われます。今回の火災を経て日本全国の消防検査が実施されることになり、凄まじい数の店舗が何らかの工事や施策の実施を強いられることになると思います。私の街の繁華街も築年数が50年を超えている雑居ビルが多数あり、木造二階建ての古い建造物も数多く存在します。
これを機に繁華街における築年数が60年を超えた雑居ビルの建て替えが加速する可能性があります。
広島の火災があった翌日に私の店がある繁華街の雑居ビル群を見て回りましたが、境界線がはっきりしていない建物が多く存在しており登記もしていない可能性が高い建物も多く存在しました。今回のような事件が起こると社会問題化していく傾向にあり、保険料率も見直しが行われる可能性もあります。古い建物は消防法に適用していても耐震強度は低いケースがあると思いますし、何よりお客様も築年数が50年、60年の木造の店舗には入りにくくなっている筈です。何にせよ、今回の火災は日本全国に多大な影響を与えることは間違いないです。
本日は木曜日で店休日。外回り後、締め切り間近のデスクワークを済ませたいと思います。
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