昨晩は、新規来客が1人、お持ち帰りたこ焼きが10パックでした。売上的には、そこそこの水準です。大量のお持ち帰りをご注文されたのは地元の金融機関の方です。昨日と今日は期末の9月末ですので人事移動直近の送別会が各社で行われます。今回ご注文頂きました金融機関の方も例にもれず送別会でした。
最近は送別会でも飲食店には行かない。
最近、やけにお持ち帰りが多いと思っていたら送別会は飲食店ではなく社内の会議室でケータリングを利用して行っている会社が多いのだそうです。深刻な不景気の中、金融機関の人間が派手に繁華街で呑むことは取引先の企業から見ると決して面白いことではない筈で、その部分を意識しているとの事でした。このまま不景気スパイラルが続くと
不景気だから繁華街に出ない → さらに不景気になる → さらに不景気になるから繁華街に出ない
上記のような負のスパイラルになっていきますので、是非とも繁華街に繰り出してほしい所です。本日の日経平均株価は前日比457円高で終わっていますが、これは年金基金などの公的資金による買い上げが作った数字であり外国人投資家は巨額な資金を日本から引き揚げています。
外国人投資家が5兆円も日本株を売り越し
外国人が5兆円売り越している間、個人投資家が1兆1864億円、信託銀行(主に公的年金)が1兆2099億円、事業法人(自社株買いなど)が9028億円、投資信託が1兆2647億円、買い越している。
投資信託を買っているのは主に個人投資家と考えられる。現物と投資信託を合計すると、個人投資家は2.4兆円あまり日本株を買い越していると推定される。
出典:ZDNETJAPAN
つまり外国人投資家が資金を大量に引き上げている中で、日本の個人投資家や年金資金管理機構などが日本株を買いためていると言った極めて悪い構図が続いているという事を意味します。先日、日本の国債格付けが一段階引き下げられましたが国債を保有している金融機関などは資本が目減りしたことになりますので、あらたな資本増強の必要性を迫られることになります。どちらにしても、リーマンショック以降の中国みたいな牽引役をする国が新たに現れることが無ければ世界経済は急速に縮小していく事になるのだと思います。
本日は水曜日。お天気も良いので客足も多ければ良いなと思います。
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