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週末起業でたこ焼き屋

ようやく一周年

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2015年5月1日に個人事業者として所轄の税務署に開業届を出して早くも一年。ようやく一周年を迎えた週末起業のたこ焼き屋。

開業後1年経過の週末起業のたこ焼き屋

2016年5月2日は週末起業のたこ焼き屋の一周年記念の日でした。何故2日かと言うと今年の1日は運悪く日曜日で店休日だったから。私のココロの中では2日の営業日が一周年記念の日だった。その日はいつも通り19時に開店。普段通りに初来店のお客様で満員に。

一巡したころ、馴染みのお客様が来店。手にはそれぞれ気を効かしたお土産があった。ある人はお酒、ある人はメロン。それぞれ本当に有難く頂いた。開業最初は来客数がゼロの日もあったが最近では満席になる事がほとんどだ。

日曜祝日・木曜日が店休日。19時から22時までの3時間営業。メニューはたこ焼きと生ビールのみ。しかも路面店ではなく雑居ビルの2階。このような一般的に言うと「様子がおかしい」飲食店にも関わらず今では数多くの人が訪れてくれている。

このブログも2015年6月よりスタートした。来月でちょうど1年が過ぎようとしている。当ブログの開設動機は自分自身が初めて行う飲食業の経験と世相を書いて行こうと考えたからに他ならない。しかしながら、最近では経済ブログのようになってしまった。

それも不思議ではない。今から1年前と現在では世相は様変わりしてしまった。世の中の状況も雰囲気も1年前とは比べ物にならないくらいに深刻だ。

当ブログは、このような厳しい生活環境の中で副業として「自分自身で稼ぐ力」を実践して同じような考え方の人に少しでも役に立ってもらう為のブログとしてスタートした。はっきり言って私のブログは「暗い」。とても楽しい内容ではない。楽観的なブログにしたいという気持ちは大きくあるものの世の中の状況がそうさせない。

このような「非常事態」に近い状況の中で楽観的な内容のブログを書くことは不可能だ。

しかしながら、私自身の事で考えると今の状況は私の幼少期の状況と比べるとはるかに天国に感じる。

当時は不可抗力や不条理に満ち溢れていた。

子供だから今のように行動することも出来ず「範囲」も限定されていた。あの頃を振り返ると今の状況は自分自身の考えでリスクを取り、行動に移せる幸せな環境だと言える。自分で決断して行動するのだから結果がどうあれ受け入れることができる。

これからの飲食業と週末起業のたこ焼き屋

昭和の子供たち

野山を駆け巡り、身体を使って精一杯遊んでいた子供たちは姿を消した。

私が幼少期だった頃は昭和50年代である。その頃の世の中は高度経済成長の名残りで一億総国民が経済成長と言う名の日本国のビジョンを信じて突き進む時代だった。今よりも貧富の差は激しくなかったが、あの時代にも貧富の差はあった。裕福な(一般的なサラリーマン)家庭の子供たちは、塾に通い高学歴を獲得し一生涯の安定と安泰を得るために寝る間を惜しんで「記憶」を中心とした勉強を苦行と知りながら行ってきた。

しかしながら今の時代は、その当時の時代と比べてはるかに大きなサバイバルの要素が満載だ。そんな時代をを生き抜くには「記憶」ではなく「思考」と「感性」が重要になる。

感性は群集心理に惑わされない唯一の才能だと思う。

そんな観点からすると理論武装している男性よりも女性の方が今の時代の起業家には向いているのかも知れない。例えば自動車を購入するにしても男性の場合は「〇〇の機能はこうだから素晴らしい」と理論的に自動車を評価して購入するが女性の多くは「なにこのクルマ可愛いぃ~」だ。それは感性であり理屈ではない。

相場にしてもビジネスにしても「圧倒的大多数の人間と同じことをする」のは最大のリスクだと思う。株式市場も群集心理に惑わされて大きな損失を計上する人は数多く存在する。また、飲食業でも「常識」に囚われて、あたかも大多数の人たちと同じ手法や戦略を行使すれば無難な成功を手にすることが出来ると考えている人は無数に存在する。

残念ながら、そのような人たちの多くは数か月程度の期間で埋没していく運命にある。現実に私は数多くの「群集心理に惑わされた」経営者を見てきた。

この世の人たちの圧倒的大多数は「儲けたい」や「得したい」という欲求よりも数十倍もの強い欲求として「損をしたくない」という欲求を抱いている。リスクを取れない人の多くは「損したくない」という感情によって金縛りにあったように身動きが取れなくなる。

そのような中で、これからの飲食業を考察すると一般的に成功法則のように囁かれている「路面店だったら成功する」やホットペッパーなどの媒体に依存する広告宣伝やポイントカードなどの再来店誘導の施策を積極的に行っていく「来てください!お願いです!お客様は神様です!何でも言うことを聴きます!的な営業」のお店は、これから到来する極端なインフレに耐えていく要素も体力もないものと判断している。

これは飲食業に限ったことではないと思う。全ての人と企業は同じような独自性(アイデンティティ)を発揮して行かなくてはならない。それは大企業よりも中小零細企業が得意としていることであり大企業よりも中小企業。中小企業よりも零細企業。零細企業よりも個人と小さな組織の方が有利となる。それは氷河期の時代に巨大な身体をもって最強の生物を自負していた恐竜が最も速く絶滅し小動物になればなるほど生き延びた歴史に学ぶことが出来る。独自性とはサバイバルの時代にとって最大の武器になる。

極度の混乱の時代になると一般的大多数の人たちは「ある種の指標」を頼りにする。それはマスコミであり経済アナリストの所見。不安は人を狂わしていく。「損をしたくない」「死にたくない」という感情が人々を狂わしていく。不安は国民をコントロールするに最善かつ合理的な戦略となる。スポーツの特ダネや芸能人のスキャンダルが世を騒がす時こそ参議院や衆議院のホームページを見て背後にはどのような法律が可決されているのかを把握する必要がある。

そのような中で、私が副業として経営している「週末起業のたこ焼き屋」は戦後のどさくさに闇市で営業していた「豚汁屋」や「酒屋」のようにシンプルでメニューは二つしか無いという「ある種」極限の状態を表現しているお店と言えるだろう。

余談

私は4月の末に株価が下がれば利益が出る「日経ダブルインバース」を購入し連休前に利食いした。今このブログを書いている時間に円ドルは極端な円安から脱出し1ドル106.628あたりを推移している。私の個人的な予測では連休明けの日経平均株価は年初のような急落はないものだと考えている。だから利食いした。

これは個人的な予測だが、一端の底値を付けた日経平均株価は選挙モードに突入して「ある程度」の売り戻りやGPIF(私たちの大切な年金資金)による投機によって16,000円台中ごろを推移すると思う。

しかしながら2016年7月から8月にかけて世界的な要因によって急落が続くと見ている。次の日経ダブルインバースの買い目はまた当ブログで書くつもりだが今は様子見相場。

来たるべく世界大恐慌に向けて相場だけではなく食糧備蓄などの現物対策も徐々に実行に移していく予定だ。何にしても一周年記念。ありがたいことである。関係者や数多くのお客様に感謝。

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