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週末起業でたこ焼き屋

進化を続ける人工知能

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21世紀に入り急速に進化を遂げ続けている人工知能。優秀な人工知能を搭載したマシンが人間に脅威を与える。

金融市場の参加プレーヤーの多くは人工知能

FXや株式投資など金融分野における人工知能浸透率は他の分野と比べて高い。2010年のユーロ危機においては人間が群集心理で大量の売り注文を出したのが引き金となり自動的に膨大な売り注文を実行した人工知能。もう少しでユーロ崩壊までいきかけた事件が象徴しているように現代の金融業界は人工知能によって制御されている相場だと言っても過言ではありません。

冷酷で感情が無いロボットを相手に人間が勝てるわけもなくFXなどでは参加する人間プレーヤーの90%が損失を出して市場から退場することに。ロボットは人間と違い恐怖心がありませんので常に冷静なトレードを実行する事が可能。感情の動物である人間は相場においてロボットに勝つことは至難の業となっています。

人工知能によって創られた記事が配信される新聞社が存在する

アメリカ合衆国ノースカロライナ州ダーラムに本社を置くAutomated Insights社は文章作成に必要な情報を与えてやるだけで人間が執筆するような文章を自動で生成してくれるソフトウェア「Wordsmith」を開発しました。

Wordsmithは経済レポートなどで経済指標をプログラムに与えるだけで自動的に分析し自然な文章を書いてくれます。また、経済レポートだけではなくスポーツ記事なども書いており米国のYahoo!社のコンテンツとして実際に採用されています。

Wordsmithの創り出す様々な分野の記事は2015年段階でAP通信やフォーブスなどのニュースメディアに供給されています。それだけ自然な文章を創り出すことができるのが最先端の人工知能のレベルです。近い将来、人工知能を搭載したロボットが書くブログが登場するかもしれません。

Wordsmithにテーマを与えるだけで延々と文章を創り出していくので、短時間に膨大な情報量のブログサイトが出来上がります。近い将来には新聞記者という職業は人工知能搭載のロボットにとってかわられるかも知れません。

人工知能搭載のロボットが人を殺している

世界最大の軍事大国アメリカ。軍事産業が最も盛んな国でもあります。そんなアメリカでは既に人工知能搭載の兵器を中東に投入しています。では一体どのような兵器に搭載されているのか。既に実戦配備いる自律型軍事用ドローンです。

グローバルホーク

写真はアメリカ軍に実戦配備されているRQ-4 グローバルホークです。このドローンは無人偵察機として活躍しています。危険な戦闘地域において無人偵察機は遠隔操作によって操縦されます。最近ではこのようなドローンに武器を搭載したモデルが登場しており戦場で兵士を殺害する兵器として活用しています。また、ドローンによる攻撃は誤爆も多いとされており数多くの何の罪もない民間人が命を失っている現実もあります。

人工知能は貧富の差を拡大させる

イギリスの理論物理学者であるスティーヴン・ウィリアム・ホーキング (Stephen William Hawking)は人工知能の急速な発達は人類にとって脅威となるばかりか貧富の差を拡大させることに繋がると警鐘を鳴らしています。

ロボットや人工知能が人間の職を奪っていく方向性は産業革命以降の流れだと思いますが最近になり顕著になってきたといえます。前記した通りロボットが人間が書く文章と見分けがつかないほどのクォリティーを持っているのですから、単純作業のような仕事は早晩ロボットにとってかわられることは容易に想像できます。

私たち人間は人工知能搭載のロボットではできないようなスキルを身に付けていかなくては職を失うか低賃金に苦しむことになりそうです。今のところ聖域と言われている芸術や音楽の世界も進化し続ける人工知能にとってかわられる可能性も否定できません。

ロボットが勉強するディープラーニング

いくら優秀な人工知能といっても基礎となる情報が存在しなければ活躍する事はできません。そこでロボットに学習機能を付けて新たな情報を収集し学習していくことをディープラーニングといいます。※極めて簡単に表現しています。

ディープラーニングのアルゴリズムには人間の脳の仕組みを応用しています。思考プログラムを何層にも構築することによって情報を分析・蓄積していくことが可能となっています。アマゾンの広告の仕組みや自動車の自動運転機能などに搭載されているのがディープラーニング搭載の人工知能の代表例です。

既に用意されている情報だけではなく状況に応じて新たな情報を常に取り入れることにより人工知能は進化していき、より優秀な能力を身に付けていきます。常に進化し続けるのは人間も同じですが人間には寿命があるけれど機会には命そのものが存在しないため寿命という概念がありません。これから先の世界でロボットがロボットを創り出すようになればまさにターミネーターの世界です。

さいごに

これからの世界はもっとグローバル化が進んでいくと思います。企業は常にコスト削減を念頭においており、より人件費が安い国を探し求めて世界中を動き回ります。中国の人件費が高くなればタイ、ベトナム、アフリカ諸国というように。その人件費削減に人工知能搭載のロボットを活用していくことは確実でホーキング博士が言っているように貧富の差が拡大していくのかも知れません。

この流れは資本主義経済が進めば進むほど加速していきます。ロハスやスローフードという言葉もありますが、人間が人間らしくゆっくりとした時間を過ごしながら人生を歩むことは徐々に困難になっていきつつあります。

どれだけロボットが進化したとしても人間にしか出来ないことはたくさんあります。週末起業のたこ焼き屋もロボットが焼いて生ビールを注いでいても味気ないですよね。

私は人間の一生について、どれだけ長く生きたかではなく、どのような生き方をしたのかが重要だと考えています。これからも密度の濃い人生を歩んでいきたいと思います。

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