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週末起業でたこ焼き屋

官製相場の終焉

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株価イメージ

昨晩はお馴染みのお客様が6人、お持ち帰りが3人、仲の良い近隣のお店からの紹介客が2人と順調な売上を上げることができました。月曜日という事もあり静かな夜になるかと思いましたが良い結果になり感謝です。さて、本日(2015年10月20日)の前場の日経平均株価は18,183.26円。前日比+52.03円となっています。最近の株価はこう着状態となっていますが長期的にこのような相場が続くのでしょうか。衆議院議員の細野豪志氏は自身のブログで下記のタイトルの記事を書いています。

官製相場は終了した。

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彼はブログの中でGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)による官製相場の終わりについて解説しています。昨今の日本の株価は午前中に外国人が売り浴びせて市場取引終了直前の14時頃に日銀とGPIFが特定銘柄の株を買い上げて日経平均株価の維持に努めています。官製相場に関しては日本だけではなく中国なども同じなんですが、中国と日本の官製相場は投入する資本の質が違います。日本は中央銀行である日本銀行と私たちが積み立てている年金資金の両建てなんです。ちなみに、GPIFの運用基本ポートフォリオは

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  1. 国内債券35%
  2. 国内株式25%
  3. 外国債券15%
  4. 外国債券25%

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)基本ポートフォリオより引用

衆議院議員である細野氏は日銀による株の買い上げ予算とは比べ物にならない多額の予算で買い上げているのがGPIFであり、既に投資する予算の残高が残り少なくなっている事に言及しています。上記のポートフォリオを見る限り日銀もGPIFも国債の金利の維持と株価の引き上げに資金を投入し続けているというのが理解できます。これまでは投下資金が潤沢だったのかも知れませんが、いよいよ資金が枯渇してきているのが現状です。さらにGPIFは海外のジャンク債に年金資金を投機すると発表していますので投資リスクは益々上がっていきます。単純な話ですが株に投資して株価が上がっている状態でしたら何の問題もありません。しかしながら、2015年8月末に発生した世界規模の暴落などの事象が発生すると膨大な損害が発生します。

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GPIFの資金が枯渇した場合どうなるのか。

この質問の答えは一つしかありません。日本経済の本質的な実力で株価も国債の格付けも維持して行かなくてはなりません。つまり、先日の記者会見で安倍首相がGDP600兆円を達成すると言っていましたが、それくらいのインパクトのある既成事実を作らない限り、株価の暴落や更なる国債の格下げを回避する事は不可能です。それでは、安倍首相が言っているようなGDP600兆円を達成するためにはどのような施策を実施するのでしょうか。

内閣府はGDPの推計方法を見直します。

内閣府のホームページに推計の見直し・改善等というページがあります。ここを読む限りは現在の推計方法を変更し、GDPの数字が現在よりも高い水準になるようにするという意味なんです。ですので、実体経済を押し上げると言うものではなく数字の計算方式の変更によってGDP600兆円を達成しようとしているのですね。知能指数の高い官僚の人達が考えそうなことですが、既にデフレ傾向にシフトしている日本経済は実質的に更なる大不況に突入していく可能性が高いと私は判断しています。

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週末起業のたこ焼き屋さんも客層に変化が。

週末起業のたこ焼き屋さんを開業した2015年5月から3か月くらいは中小企業のサラリーマンも来ていましたが、最近ではほとんど見なくなりました。今では経営者や大企業のサラリーマンがメインとなっています。増税などの様々な要因によって可処分所得が減少する中で中小企業のサラリーマンの生活は益々厳しいものとなっていきます。

飲食店にとっても正念場の数年になりそうです。

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