昨日は日曜日。前半は雑用をこなし夕方から休日となりました。昨日は普段の疲れが溜まっていたこともあり自宅にて映画鑑賞。私は普段、テレビもほとんど見る時間が無いので映画などなおさら見る機会が少ないんです。最近は昔と違い自宅に居ながらにして映画をレンタルして観ることができる便利な時代です。私はAplleTVとhtluで映画やドラマなどオンラインで視聴しています。
さて、昨日観た映画でとても印象的な映画とのご縁がありました。その映画は「チャッピー」です。チャッピーは警察型ロボットが開発者の研究により意識を持ち、生きていくと言った内容の映画です。詳しくは下記をご参照ください。
チャッピー 日本公開2015年5月
2016年、南アフリカ。ディオン(デヴ・パテル)は、世界初の自身で感じ、考え、成長することができる人工知能搭載ロボットのチャッピーを開発する。しかし、世界でも有数の危険地帯ヨハネスブルクに巣食うストリートギャングにチャッピーと一緒に誘拐されてしまう。起動したばかりで子供のように純粋なチャッピーは、ストリートギャングのメンバーたちと接し、彼らから生き抜くためのスキルを学んでいく。圧倒的スピードでさまざまな知識を吸収していくものの、バッテリー残量が5日分しかなく……。
出典:シネマトゥディ
この映画で私が感じたのは「意識」であり「魂」です。ロボットの体が壊れてしまっても別の機体に意識をインストールすれば、また生きていく事が出来る。私は個人的に魂は存在すると考えている人間です。意識や魂が無ければ、どれだけ健康体の肉体でも死んでしまいます。「意識不明で重体」というフレーズをよくニュースで聞くように意識が無くなれば死に至ります。
人間の魂の重さは21グラムである。
この言葉は、ダンカン・マクドゥーガル(Duncan MacDougall、1866年-1920年)というアメリカ合衆国マサチューセッツ州の医師の言葉です。この医師は人間が死に至る時、魂が肉体から放出されるので死の瞬間、体重に変化が現れる筈だと主張して19世紀に精密なはかりを用いて実験を行い体重の変化を立証した人です。
参考:ダンカン・マクドゥーガル
人間は生まれると必ず死にます。生まれた瞬間から死に向かってのマラソンレースをしているのと同じだと思います。しかしながら、肉体が滅びた後にも魂が放出されて残ると考えると生き方も違ってくるのではないでしょうか。近年、悲惨な凶悪事件が数多く発生しています。現状を嘆き、自暴自棄になり、路上に歩いている人を襲ったり、他人の家に侵入し殺害するなど「魂」の存在を意識していない証拠です。「死んだら全て終わり」と考える人間が凶悪な犯罪を犯す人には多いのではないかと個人的に考えています。2003年に21グラムという映画が製作されましたが、このタイトルはダンカン・マクドゥーガルの実験を意味していると言われています。
今回の映画「チャッピー」は、普段は意識する事の少ない「魂」や「意識」を感じさせられる貴重な映画だと思います。皆様も機会があれば是非ともご覧になってください。本日も引き続きお店は休みです。
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