やはり予想通り、今夜は全く持って静かな夜になりました。8月24日20時現在、お客様は1人もいらっしゃいません。と、言いますか外に出て街を見ると人通りも少なく閑散としています。そのような中、持参したノートパソコンでドル/円相場を見ていると1ドル120台前半まで円高ドル安に推移しています。
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このまま1ドル110円台を推移していく事を考えると日銀の量的緩和第三弾があるのではないかと予想されます。私は、個人的にこれ以上の量的緩和は取り返しのつかない事態に発展していくと考えており、円高になると輸出で儲からないという第二次高度経済成長の時に常識だった理論は衰退期(あるいは成熟期)に入った日本には当てはまらないと私は考えています。今回の円高を、経済アナリストの先生方は、様々な複合的かつ複雑な要素があるのだと言うのかも知れませんが、週末起業のたこ焼き屋の親父が考えるのは至ってシンプル。円の価値が上がったのではなく米ドルの価値が下がった為の円高だと私は考えています。従って、必ずしも喜ばしいことではないのですが円高になった分、急落(あるいは暴落)した日本の株式市場の株価も日本円の額面上の損失額よりは低いと思います。何故ならば、海外の投資家は日本の株価を日本円で見ているのではなくドル建てで見ているからです。
そのような記事を書きながら、店を出て街を見ると
お正月なのかと言うくらい人通りがありません。
お店をオープンして以来、最も来客数の少ない(お持ち帰りの注文も無い)夜になりそうです。週末起業のたこ焼き屋さんにとって、まさにブラックマンデーが今宵来ているのだと思います。普段は直ちにリンクすることは無い金融市場と実体経済ですが、ここまで極端な市場の変動がある時は例外だと感じています。金融市場が大嵐の中で、明日は大自然の嵐が到来する予定です。
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