昨晩は、夏休みモードに入っているのかサラリーマンのお客様は全く来ない日となりました。久しぶりに、仲良しのお客様とゆっくりお話しする事が出来て、それもまた充実した夜となりました。
世の中は、夏休みムード。猛暑ではありますが何となくゆったりした雰囲気。そんな中、商品先物市場の相場を見て驚きました。金・プラチナ・銅・原油などの商品先物価格が同時に急落しているではありませんか。以下は2010年1月から2015年6月までの銅価格の推移です。
出典:世界経済のネタ帳 http://ecodb.net/pcp/imf_usd_pcopp.html
銅価格が急落するという事は世界的に銅の需要が無くなっている事を意味します。また、原油価格も同様に急落していることから世界経済が急速な勢いで減速していることを意味します。様々な経済指標がある中で世界中の投資家が重要視するのが銅の価格であり、ある意味世界経済全体の指標と言っても過言ではないです。では、ここに来て銅価格が急落するのは何故か。答えは中国バブルの崩壊だと考えています。
中国株の大暴落は、これから本格的に始まる。
中国の株式市場は、7月第2週末(9~10日)に金融市場を監視する当局が「カラ売りを仕掛けた人間は逮捕する」という脅しをかけた効果もあって、7月10日には久しぶりに回復に転じた。だが、この回復はおそらく、かなり長期にわたる弱気相場の中の小康状態に過ぎなかったことが、今後数週間のうちに明らかになるだろう。
東洋経済オンライン 2015/7/30 06:05 Yahoo!ニュース
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150730-00078669-toyo-nb
2008年のリーマンショック以降、世界経済を牽引してきた中国ですが、ここに来て実体経済と株式市場の乖離が激しくなり、中国政府の強引かつ無秩序な介入も、その効果が表れなくなっています。中国国内の富裕層は、中国経済崩壊の臭いを敏感に感じ取り、次々に資産を持って海外に移住しています。それに伴い、中国からの資本流出は現時点で膨大な額となっています。また、日本のマスコミ(テレビ)はほとんど報道していませんが、本日2015年8月4日に非常に重大なニュースが流れました。
プエルトリコが債務不履行、1日期限の5800万ドルの一部のみ返済
[ニューヨーク 3日 ロイター] – 米自治領プエルトリコが、8月1日に期限を迎えた債務の返済ができず、デフォルト(債務不履行)となった。関連企業パブリック・ファイナンス・コープ (PFC)が発行した債券で、支払額5800万ドルに対し、62万8000ドルしか返済しなかった。ロイター 8月4日(火)7時36分配信 Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150804-00000014-reut-n_ame
債務総額は720億ドル。日本円にして約8.9兆円もの債務不履行が発生しているのです。プエルトリコ自治連邦区(プエルトリコじちれんぽうく、Commonwealth of Puerto Rico)、通称プエルトリコ(Puerto Rico)は、カリブ海北東に位置するアメリカ合衆国の自治的・未編入領域であり、コモンウェルスという政治的地位にある。
つまり、プエルトリコは米国の自治区であり州には入っていないものの米国の一部である事は間違いないのです。本年の9月・10月は様々な懸案事項が控えている時期です。それに加えてギリシャ問題、米国FRBの利上げ、米国債務上限の引き揚げ、中国経済の不安定要素など多くの懸念材料が目白押しとなっています。
私のような何らかのビジネスを自分で立ち上げている立場の人は、このような状況を理解して出来うる限りの対策を講じておかなくてはならないと私は考えています。週末起業のたこ焼き屋さんとしては、包装資材の備蓄にのみならずたこ焼きの原材料の大量確保など現時点ではキャッシュフローなど一切考えず、近い将来に来る可能性が高い危機に最大限備えて行きたいと考えています。
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