昨日、ポストに社会保険庁より「ねんきん定期便」なる葉書が投函されていました。
ねんきん定期便(ねんきんていきびん)とは、社会保険庁が2009年4月から実施した公的年金の保険料納付実績や将来受給できる年金額の見込みなど年金に関わる個人情報を、国民年金・厚生年金保険の被保険者に郵便で発送する通知書である[1]。なお、2010年からは社会保険庁の廃止に伴い、「ねんきん定期便」を含む同庁の業務は日本年金機構に引き継がれた。
ねんきん定期便とは インターネット百科事典ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AD%E3%82%93%E3%81%8D%E3%82%93%E5%AE%9A%E6%9C%9F%E4%BE%BF
大企業にプロパーで就職して定年まで勤め上げれば別ですが、中小企業で定年を迎えた場合は大企業と比べて年金の受給額は確実に低いと考えたほうが無難だと言えます。
この通知を見る限り、私の場合は年金を頂ける年齢になったとしても一ヶ月に約5万円ほど。数十年後の日本や世界の状況や物価等がどのような状況になっているかは未知数ですが、単純に現在の状況から考えると一ヶ月に5万円では自宅の家賃も支払うことが出来ません。私の年代(40代)では、大企業・中規模企業に就職している以外では何らかの老後の対策が必要であり、対策を実施しない状況で年齢を重ねていくと言うことは「死」を意味します。
私の親しい友人に、このことを話すと
「同時に生活保護の案内も書いてくれたら良いのに」
このようなコメントをもらいました。まさに的を得たコメントです。
中小企業庁のサイトでFAQのページがあります。その中で以下のような質問が例題で掲載されています。
Q3:中小企業の数はどれくらいですか。また、全企業数に占める割合はどれくらいですか。
総務庁「事業所・企業統計調査」によれば、中小企業数(会社数+個人事業者数)は、約432.6万社です。全企業数に占める割合は99.7%です。
同調査によれば、中小企業の会社数は約150.8万社です。全会社数に占める割合は99.2%です。つまり、日本国民のほとんどが中小企業に就職して従事して働いていることを意味します。
中小企業庁 FAQ 中小企業について http://www.chusho.meti.go.jp/faq/faq26.html
私個人の場合、このままで行くと年齢を重ねてお年寄りになったら
- 何らかの仕事を見つけて身体を酷使して働く
- 何らかの商売をする
- 生活保護を受ける
上記の三つしか選択肢が無い状況です。このような状況の中で私個人としては
2.何らかの商売をする
この選択肢を選びます。従って、ある程度若い段階で何らかの商売に慣れておく必要があるのかも知れません。健康な身体であれば一生涯働くことは可能です。しかしながら、いわゆる「雇われ」の場合は年齢の壁など様々な条件が影響してきます。対照的に自ら商売をするのであれば年齢は関係なく一生涯働いて生きていくことが可能です。
もし、当ブログを読んで頂いている方の中でサラリーマンをしている方がいるとしたら是非とも
もし自分が商売をするとしたら
といったテーマで想像or妄想でも良いので考えてもらえたら幸いです。今後の乱世の時代に楽しく、生き甲斐を持って生き抜いていく為には全てを他人から与えられた条件では難しいと思います。
街を歩いている時、飲食店に食事に行った時、自家用車を車検に出す時、普段の生活の中で視点を変えることにより街の風景も変わります。無関心ではいられなくなるからです。全ての事が好奇心の対象となり、実際に行動に移さなくとも普段の生活において使っていない脳の領域を刺激することに繋がります。
過酷な通告である「ねんきん定期便」それも、見方によってはモチベーションが上がるきっかけになると思います。
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