本日は晴天なり。嵐の前の炎天下と言ったところでしょうか。明日から金曜日まで台風の影響を受けます。週末起業の飲食店を始めて初の台風です。明日はお休みですが金曜日は台風でも、もちろん営業します。オープン後初の売上ゼロになるのか楽しみです。
さて、本日はうどん屋さんとたこ焼き屋さんについて書きます。一般手なうどん屋とたこ焼き屋さんとは決定的に違う部分があります。それは、
お持ち帰り商材があるか無いか
ほとんどのうどん屋さんには持ち帰りの商材がありません。対照的にたこ焼き屋さんは常にお持ち帰りの需要があります。むしろ、お持ち帰り専門のたこ焼き屋さんも多いと思います。お持ち帰りの商材があるか無いかは、全体的な売上にとても影響します。私のお店も店内飲食(イートイン)がほとんど無い日も、厨房でひたすら調理していることもあります。商品ごとの売上統計をとっていますので、店内飲食とお持ち帰りの数字が正確にわかります。私のお店ではズバリ
お持ち帰りは全体の売上の3割
5月1日のオープン後、これまで売上ゼロの日はありませんが店内飲食がゼロの日はありました。それだけ、お持ち帰りの売上というのは大切な部分です。リンパマッサージなどのいわゆる「役務商売」の場合もお化粧品などの物販売上が約3割程度あるお店は、長年にわたり継続経営の確率が高いと思います。
従って、お持ち帰り商材が無い「うどん屋」さんよりもたこ焼き屋さんの方が有利だといえます。しかしながら、私の住んでいる街では20店舗くらい直営店を展開しているうどん屋さんがあります。そのうどん屋さんは決して安い訳ではありませんが、セントラルキッチンでしっかりと真面目に出汁をとり、各店舗に配達していてクォリティーからすると適正価格です。
このうどん屋さんも業歴が長く数十年間の間、続いています。たこ焼き屋さんを始めるまでは意識していなかったのですが、そのうどん屋さんには、うどんを始めとして、おはぎやおむすびなどのお持ち帰り商材があり店内に入らなくてもお店の外から購入することが可能です。このお店も恐らくお持ち帰り商材の売上構成比は30パーセントを超えているのではないかと思います。
特に、飲料の販売が無いうどん屋さんは店内飲食よりお持ち帰りの方が利益率が高く売上も上がります。これまで、たまに行っていたうどん屋さんですが、見えていなかった部分が見えるようになり、飲食店をはじめて視点が変わりました。
それだけでも飲食店をはじめた価値があります。本日は炎天下の暑い日です。生ビールを呑みに来てくれるお客様との出会いが楽しみです。
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