昨日は、夕方いつも通り行きつけの立ち飲み屋さんに向かう途中、多くのお店が「本日休業」と書いてあるのを見て業歴が長いベテランのお店が休むくらいだから、暇な日なんだと思いながら歩いていました。道行く人の数も少なく、普段忙しく走り回っている酒屋さんのトラックもいない静かな街並みです。しかしながら、結果は
とても忙しくさせていただきました。
しばらくご来店がなかったお客様や、ご紹介新規のお客様、近隣の店舗からのお持ち帰りたこ焼きと閉店時間ギリギリまで調理を続けるほどの繁盛でした。週末起業のたこ焼き屋さんをオープンして4ヶ月目ですが、暇な日がほとんどなくなってきています。仕入の金額も大幅に増えてきており、在庫の把握などこれまで以上に神経を張りつめておかなければ大きなミスを起こしてしまいます。今後、在庫のリストをスマートフォンで管理していく予定です。
ここの時点で気づいたのですが、暇なお店で標準化は必要が無いのだという事です。5坪7席の小さなお店で店主1人がオペレーションする場合、忙しくないお店では店主1人で余裕で完結してしまうため業務のマニュアル化や仕入基準などの標準化は必要なく、むしろその都度臨機応変に対応する方が効率的なんです。しかしながら、客数が増えて繁忙店になってくればくるほど1人で対応しきれなくなるために在庫管理システムやアルバイトさんたちの業務マニュアルなど、品質を一定に保つための仕組みが必要になってくるのだと思います。
今回の飲食店経営は、とても勉強になります。これまで頭では理解していたつもりでも腑に落ちていなかった様々な事が実際に経験する事により、血となり肉となっています。本日、火曜日。わくわくしながら入店したいと思います。
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