2015年5月1日の開業して以来、初めての行列ができた。
オープンの19時前から人が並ぶように
開業後10カ月目となった2016年2月。当初予想すらしなかった行列ができるまで知名度があがってきました。昨晩はオープン前に8人もの人がお店の前に並んでいました。21時30分には材料が尽きてしまうくらいにたこ焼きも売れています。5坪の小さなお店ですので入店数には限界があり昨晩は20名程度の人をお断りしました。
最近では県外からのお客様や隣町からのお客様も大幅に増加しており、予約を受け付けない私のお店としては県外からのお客様などは待っていただきながら何とかして入店してもらっています。
入れなくて当然のお店となってしまった
最近ではお客様の多くが「ダメもと」でお店に来たと言っています。つまり、入店することが難しいお店として認知されてきているという事になります。なので来店時間が徐々に早まり現在ではオープン前に行列ができるほど。オープンして以来、一切の広告宣伝も集客も行っておらず持ち帰り用の掛け紙にも電話番号は書かず電話帳にすら載せていない私のお店が繁盛店になるという奇跡が起きている。
口コミが最大の集客手法
飲食店にとってなんといっても「口コミ」が最大の集客手法となります。私のお店は100%口コミでの来店しかないので多くのお客様が私のお店の話をしているということになります。現代社会ではインターネットがありますのでブログなどに掲載されていくと口コミ効果は非常に大きな影響を及ぼします。
私にはお店を作るときから口コミでしか広まる手段がないことを理解していました。なので一切の広告や集客を行わないと決めていました。その理由は、せっかく口コミをしてくれるお客様に対して申し訳ないからだと考えているからです。知り合いや友達にお店の話をした時に最近ならインターネットがあるのでスマートフォンで即座に確認するケースが多いと思います。その時にお店のホームページやぐるナビなどに掲載されていたらどうでしょうか。口コミの情報価値は半減です。
全く店側からの情報が無いからこそ口コミとしての情報の価値があるというものです。せっかく口コミしてくれるお客様の立場に立てば必然的にそのような考え方になります。また、広告宣伝費は最終的にお客様が負担することになります。そのような経費を使うくらいなら食材費などに投資した方が良いともいえます。
あれこれとメニューを作らない
よく売上不振に陥ったラーメン屋はメニューの数が多くなると言われています。最も自信のあるメニューが売れないと不安になり、様々なサイドメニューやラーメンの種類を増やして客単価を上げようとします。また、生ビールの値段を極めて安く設定したりします。私はその施策は逆効果だと考えています。
メニュー点数を増やせば食材のロスも必然的に増えてきます。食材のロスによって利益率が低下します。それをカバーするために食材の品質を下げていくことになります。そうすると自宅で料理して食べるよりも美味しくない料理を提供することにも繋がり悪循環となります。
従って、あれこれメニューを増やすよりも徹底的にこだわったメニューを飲食物1品、飲料1品ほどあれば十分だと考えています。
乱高下していた売上も安定
ここまで来るとオープン後半年くらい続いていた売上の乱高下も無くなりました。キャパシティーに限界があるので天井が決まっています。なので大儲けは出来ませんが安定的に高水準な売上を計上することができれは毎月の利益も変動がなくなり安定した継続経営が可能となります。今夜も忙しくなることが予想されますが張り切って参りたいと思います。
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