開業後、初めてとなる日曜日予約営業。総勢14名のお客様が一度に来店するという人生初体験な夜。
地元の異業種交流会の食べ歩きの会
日曜日はご常連様が所属する異業種交流会の「食べ歩きの会」にて私のお店を利用して頂きました。この交流会の歴史は古く20年以上も続いていて規律も厳格で会員数も多いのが特徴です。
1か月に一度だけ開催される「食べ歩きの会」。普段は平日に行われるそうですが今回は私の都合で日曜日に開催して頂きました。日曜日が開催日の場合、通常3人から5人程度しか参加しないとのことですが今回は異例の14名。それだけ週末起業のたこ焼き屋のインパクトが強く、人々の興味をそそるのだと実感しました。
店内に入りきれないので隣の店舗も利用させて頂くことに
さすがに14名が一度にご来店するということで私だけではまわりません。事前に隣のお店のママにアルバイトを頼み、ママのお店のスペースも活用させて頂くようにしました。隣のお店は私のお店より広いので余裕ではありませんでしたが無事に全員収容することができました。
ひたすら焼き続ける三時間
私のお店の焼き台は3連の銅板です。つまり、一度に調理できるたこ焼きは最大で3つほど。最初のお客様がご来店されて以降、とにかく焼き続けなければなりません。また、無謀にも明石焼きも同時に提供したので明石焼きとたこ焼きの注文の合計は28個。事前の準備は万端でしたが、それでも混乱する一面も。自分の提供能力の限界を知ることができました。
大評判な明石焼き
たこ焼きの評判はもとより明石焼きの評判がすごかったのに驚きました。私の地元では明石焼きのお店は一件もなく食べたことがない人が大半の中で皆さん初めて食べる明石焼きの美味しさに絶賛されておられました。明石焼きは仕込みの段階で出汁をとったりしなくてはならないので手間はかかりますが調理に関してはたこ焼きに比べて労力は半分以下。調理時間もたこ焼きと比べて三分の一程度ですみますので私としても助かります。
下駄に乗せて出てくる明石焼きはB級グルメではなく和食の域に達しています。今回からお寿司に使われるガリを口直しとして下駄に盛って提供。これがまた好評で、たこ焼きよりも高級感がありお客様の満足度も高かったように見受けられました。
生ビールも樽を2本も消費するほど売れた
数日前から隣のママさんに生ビールの注ぎ方を特訓した成果がでました。もはや私が注ぐビールと見分けがつかないほど上達しています。私は調理に集中しなくてはならず飲料の提供まで手が回りません。代わりにママが生ビールを提供してくれました。そのおかげで飲料の提供は極めてスムーズに進み7リットル樽を2つも消費するくらいに生ビールが売れました。
私のお店の生ビールは窒素混合ガスで抽出しており、泡が滑らかで苦くなくビール特有の臭いもほとんどありません。ですので、女性の方も飲みやすくて好評です。12月にも関わらずビアガーデン状態です。最も多い人で10杯以上も呑んでいて改めて生ビールの実力を認識することができました。
さいごに
繁華街も盛り上がりを見せる12月。今の段階で先月分の売上を確保することができました。今年の最終営業日は30日としておりますので、もしかしたら過去最高記録を更新する可能性も出てきました。今の段階で来店予約やお持ち帰りのご予約を多数頂いておりますので期待が持てます。最後日までベストを尽くしていきたいと思います。
この記事へのコメントはありません。