昨日は夕方よりゆっくりと身体を休めることが出来ました。お蔭様で本日も元気に外回りを行っております。今月の営業日は本日と明日の二日間となっており過去最低売上は確定です。要因は前半の売上が低かった事と、シルバーウィークに営業しなかった二つです。来月の10月は今月よりも営業日が多いので正常な水準に戻ると考えています。今日のテーマは飲食業を営む上での「美味しい料理」についてです。
すごく美味しいものは毎日食べない。
飲食業を始めてからと言うもの同業のマスターや社長達と仲良くなる機会が多くあり、飲食ビジネスに関して今までよりも深く勉強させて頂ける環境が整いました。先日、非常に興味深いお話を聞くことが出来ました。その社長の飲食ジャンルはラーメン屋さんです。ラーメンと言えば、トンコツ、醤油、鶏がら、魚貝など種類も様々です。私の住む街の郊外には「濃厚とんこつ」ですとか、とにかく濃い味のラーメン店が多く存在します。
私の知り合いのラーメン屋さんは中心部の繁華街に6店舗ほど展開しており、私のお店がある繁華街の中では明らかに「勝ち組」に入る会社です。そのチェーン店の社長さん曰く
初回来店の際に「うん?これって美味しいのかな??」
と言うくらいの感想でなければ成功しないと私に話してくれました。私は、ガツンとインパクトのある美味しいラーメンでなければ成功しないと考えていたので驚きです。しかしながら、よく考えてみると私自身もそのお店に毎日のように通っていた時期があり、あまり濃い味では飽きてしまい通わなかったと思います。
お客様に何回も頻繁に来て頂くためには、あっさりしていて飽きないラーメン作りがポイントなんです。飲食店における料理は、お店のコンセプトに合致した味でなければならないと改めて痛感させられました。
私のお店のたこ焼きは、どちらかと言うとガツンとインパクトのあるたこ焼きです。素材を厳選し高品質なたこ焼きですが毎日のように食べるものではありません。飲食店の料理は「嗜好品」ですので家庭料理のように毎日のように食べるものではないんです。しかしながら、食堂のような飲食店は利便性と飽きのこない料理を提供する事が成功の秘訣なのかも知れません。
本日、休み明けの月曜日。張り切ってスタートしたいと思います。
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