2008年のリーマンショック以降、世界各国が金融緩和による官製相場で必死になって株価を押し上げてきた。しかしそれももはや限界点を迎えつつある。
年度末の3月31日の14時30分から突然の急落
年度末である3月31日の14時30分頃から突然日経平均株価が急落した。それまで、かろうじてプラスに転じていた日経平均株価はマイナス120円に転落した。私個人は3月30日に日経ダブルインバース(日経平均株価が下がれば利益が出る金融商品)を仕込んでいたので年度末の最終日である本日の株価を注視していたので突然の急落に驚いてしまった。
上記のグラフを見たら急落ぶりがはっきりとわかります。日本政府は年金資金などで必死に株価を買い支えていたはずだが、その努力も最後の30分で水の泡となってしまった。年度末のマイナスは投資家心理に重大な影響を与える。明日からは新年度が始まるわけだが株価は急落するのではないだろうか。
外国人投資家は日本株を売り浴びせている
なんとかして株価を引き上げたい政権与党の思惑とは逆に外国人投資家は日本株を大量に売っている。やはり実体経済がボロボロで株価だけが上がり続けるということは不可能だということだ。今や世界中の投資家は日銀の緩和政策が限界に達したと見ておりインパクトのある吉報が無い限り株価は下がり続けることになる。
このような波乱含みの相場の場合、プロのファンドマネージャーより私のような素人投資家の方が有利。その理由は簡単で、私は相場の状況によっては投資に参加しないという選択肢がある。対照的にファンドマネージャーはどのような波乱含みの市場においても取引を続けて行かなくてはならないからだ。
私は個別株を買わない。正直よく解らないから。大きな流れの相場観で上場投信や原油先物などを買う。
デイトレのように毎日のように一喜一憂する事もなく相場に張り付くこともない。たまに確認する程度で目の前の仕事に注力する。ここから先の相場は私のような素人でも解りやすい状況になる。
この記事を書いている15時42分現在で日経先物は200円以上の下げとなっている。明日以降の相場はどうなるのだろうか。
この記事へのコメントはありません。