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週末起業でたこ焼き屋

大荒れの株式市場

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東京株式市場は年初4日連続で急落。年明けから連続して4日間下げ続けているのは21年ぶりの事態。いよいよ金融市場崩壊の足音が聞こえてきた。

株価の急落は中国経済の低迷が最大の要因

今日の午前中は営業で外回り。私はアメリカの利上げによって最初はドルが高くなるものの最終的には安全通貨である円が買われて円高に振れると考えていたのでクリスマス前後から米ドルを売っていた。午前10時過ぎに人民元の基準値が2011年以来の元安水準となり急激に円高が進行。たった1分程度で1円も動く事態に。思わず車を止めて事態を把握。少しばかり興奮した状態で営業先を訪問することに。

中国株式市場では開始直後から7%を超える暴落となりサーキットブレーカーが発動。市場開始後30分で取引停止となった。Googleで「上海株式指数」と検索すると下記のようなチャートが表示される。このグラフを見てわかる通り悲鳴が上がるほどの暴落を演じている。

上海総合指数2016年1月7日

中国の景気減退の影響で日本の株価も大幅続落

このように最近の市場動向は中国の経済状況が大きく影響する相場となっており、本日も例外なく人民元続落で日本の株式市場も急落。1万7千円台となった。この流れは当分の間続くのではないかと推測している。単純に「売りたいのに売ることができない」中国株の株主たちは明日の朝イチで大量に売り抜けようとするからに他ならない。

パニックになっているのは中国人が大半だが海外の投機家たちは冷静である。暴落したのだから同時に絶好の買い場が来たと解釈しているわけであり、一般投資家が出した損失と同額の利益を手にする可能性がある。

投資に不安や恐怖心は大敵であり、パニックになればなるほど損失が拡大する傾向がある。私は今年が金融市場崩壊のスタートだと考えており今回の世界同時株安はまだ序の口。量的緩和バブルがはじけるときはこの程度では済まない。

どのようにしてリスクヘッジするのか

これから世界的な株式市場の混乱が進行して行くなかでどのようにリスクヘッジしていくのか。私はここ数カ月間あまり優秀ではないアタマをフル回転させて情報を収集し分析し考えてきた。そして出た結論は

  1. 株価が下がったら利益が出る金融商品を買う
  2. 原油価格に連動する金融商品を買う

この2点となった。これはあくまで私自身が「このようにするんだ」と書いているだけなので参考程度に読んでいただきたい。もちろん投資に絶対的な正解は皆無でありリスクも相当にある。当記事に書かれている内容に私は一切の責任はとらないのでご理解のほど。

まず「1」については、アメリカの利上げに端を発した資金の逆流と中国経済の低迷が要因となりリスクの高い株式市場から安全資産へと資金が移動していくと考えているから。また、現在の株式市場は何がトリガーになって大暴落するか解らない状態にあり暴騰する要因が不在な中で暴落要因だけは山ほど存在する。

年初から下げ続けている株価も一旦は売戻しが来ると考えており日経平均株価で1万9千円台になった段階で購入する予定。私の場合あまり資金が無いので小額投資となる。だからリスクも限定的。短期ではなく中長期保有するつもりで購入する。

次に「2」について。理由としては現在、原油価格は大底をついていると考えていることが1つ。それと中東の情勢がサウジアラビアとイランの国交断絶などを例として極めて不安定であり、中東有事が勃発する可能性は低くないと判断したため。さらに2016年1月6日には予想外の北朝鮮による水爆実験。これは今日になり振動の規模等から水爆ではなく原爆だとアメリカのスポークスマンが伝えていたが、水爆でも原爆でもどちらでも緊張感は高まっていることは確かだ。

最終的にはメープルリーフ金貨を買う

私としては利益目的の投資ではなく資産防衛の投資なので最終的には現物のメープルリーフ金貨を買って防衛策の最後となる。2008年に発生したリーマンショック以降の世界は各国の中央銀行が大規模な量的緩和を続けており市中に資金が大量に供給されている状態。その結果、緩和マネーは株式市場や不動産に向かっていった。

しかし、この流れは永遠に続くものではない。始まりがあれば必ず終わりがある。これ自然の摂理。これから先10年も20年も量的緩和を継続して行くことは不可能であると考えられる。つまり量的緩和の効果が薄くなった時に官製相場は終焉を迎える。その時にGPIFがどれだけの量の年金資金を株式やジャンク債に投機しているのかは想像したくないのが正直なところ。

自分の身は自分で守る

これから世界中の国々がサバイバルに突入する。これは国民一人ひとりが緊張感を持ち自己防衛を実施しなくてはならないことを意味する。週末起業のたこ焼き屋は私にとって新たな人脈作りと少しでも収入を増やすことが目的でやっている。そしてまた、そこで得た資金は浪費に使うのではなく中長期を考えた投資を行っていくことが私が出来うる最大限の自己防衛策だ。

今後は加速度的に貧富の差が拡大していく。何も考えず週末には何をして遊ぼうかなどとお花畑な思考では堕ちて行く可能性は高まるばかり。今は平時ではなく有事なんだという意識が必要となってくるだろう。

しかし日本はつくづく暮らしやすい国だと思う。新興国などは日本人の想像をはるかに超える悲惨な生活をしている。商売をするにしても賄賂が横行しており儲かれば得た利益をかすりとっていく連中が山ほど存在する。幸いなことに日本は民度が高く良きも悪くも法治国家である。ルールさえ順守していれば安心して商売をすることができる。

今更ながら、今回のような世界的な危機の時代を日本で過ごすことが出来るのを幸せなことだと感謝している。

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