2015年10月16日にオランダに拠点をおくケッシュ財団がフリーエネルギー装置を発表した。世界のパワーバランスはフリーエネルギーによって変わるのか
フリーエネルギーとはなにか
フリーエネルギーは別名「永久機関」とも言われており外部からのエネルギーを必要とせずに永久に運動を続ける装置のことを意味します。太陽光発電パネルなどは太陽の光を外部のエネルギーとして利用しているためフリーエネルギーではありません。
フリーエネルギーの研究は古く18世紀から行われています。アルキメデスが発明したとされるアルキメディアン・スクリュー(揚水装置)を利用した永久機関というのもロバート・フラッドの粉挽き水車として有名です。
出典:ウィキペディア
ケッシュ財団が発表したフリーエネルギー装置は日本円で6.6万円
ケッシュ財団が発表と同時に発売したフリーエネルギー装置「Magrav」は2種類あります。
- 電気自動車用 499.99ユーロ
- 住宅用 499.99ユーロ
自動車用も住宅用も値段は同じです。なんと数万円程度でフリーエネルギー装置が手に入るという衝撃的なニュースです。中東では騒乱が起きていますが全ては石油利権などのエネルギー争奪戦が背景には存在します。しかしながらフリーエネルギー装置が登場してしまうと石油利権など全く意味のないものとなります。
日本ではマスコミにもほとんど取り上げられなかったのですが、世界中で発表後に大量発注が行われている様子です。以下は代表のケッシュ氏の発言です。
イタリアではすでに100万台以上の注文があり、中国も”両足で飛び乗った”。
10月末までに、世界の10%はガソリンを必要としなくなる。クリスマスまでに、ガソリン価格は1ドル以下になるかもしれない。
サウジは、「タンカーにガソリンを積むのはやめろ」と言っている。なぜならば「売り先がなくなるから」と。
ケッシュ財団とはなにか
ケッシュ財団は過去30年間にわたりフリーエネルギーの研究開発をおこなってきたベルギー国籍のM.T. Keshe氏が2006年にオランダに設立した非営利組織です。
ケッシュ財団が保有している技術は革新的であり、この技術が仮に一般化された場合は地球上のシステムが一変するくらいのインパクトを持っています。
これまで世界でイニシアティブをとっていた石油メジャーなどは存在価値を失いますし、日本で問題になっている原子力発電所も必要なくなります。このような技術が世に出ることを嫌がる有力者は数多く存在します。
創設者メへラン・タバコリ・ケッシュ氏
1958年にイランでX線技師の息子として生まれ、非常に若い年齢で放射線と原子力科学の世界に導かれました。1981年に彼は原子炉技術のシステム制御に特化した原子力技術者として、クイーン·メアリー·カレッジ、ロンドン大学を卒業。
参考資料:ケシュ財団 – Wikipedia
オバマ大統領に「戦争をやめなければ設計図を世界中にばらまく」と書簡を送る
ケッシュ財団はフリーエネルギー装置を発売しただけではなくアメリカ合衆国大統領のオバマ氏に
戦争をやめなさい。さもなくば設計図を世界中にばらまきます。
このような内容の書簡を2015年9月24日に送っています。本当にこの装置がフリーエネルギーを生み出す装置だとしたらアメリカにとっては核兵器よりも恐ろしい存在です。何故ならばアメリカの支配者層はデビット・ロックフェラーを中心としたエネルギー複合体だからです。
出典:世界経済のネタ帳
世界経済の減退を背景に原油価格は下がり続けていますが、ケッシュ財団のフリーエネルギー装置が少なからず原油価格に影響しているのではないかと私は考えています。
日本国内でもガソリン価格が下がり続けておりレギュラーガソリン1リットルあたり132.7円と2015年11月にはついに5年ぶりの安値となっています。
そして2015年11月6日予告通り設計図が公開されました。
しかもケッシュ財団はこのフリーエネルギー装置の特許を申請していませんし、今後も特許権の取得は行わないと発表しています。ケッシュ財団は世界中の人々に対して「フリーエネルギー装置はご自由に作ってもらって構いませんよ」と発表したのです。
相変わらず日本のマスコミは取り上げようとしませんが、このニュースのインパクトは非常に大きいと私は思います。以下はその設計図の一部です。
ケッシュ財団が設計図を世界のみんなにプレゼントするよ!のページ
私も実際に設計図のPDF(12.3MB)をダウンロードしてみました。私が見ても意味が解らないのですが世界中の技術者が見ると「こりゃすごい」となります。zip圧縮されていない同じファイルがアップロードされていましたので以下にリンクしておきます。
設計図1(コイル設計)
設計図2(パワーユニット)
設計図3(取り付けマニュアル)
ケッシュ財団の技術を応用した商品を開発するなら今!
これまではフリーエネルギーと言えばオカルト扱いされていました。さらにフリーエネルギーなるものが世界に登場すると都合の悪い権力者が開発や発表を妨害していたという事例もあります。しかし今回は
世界中にばらまいています
ので、世界中の人がケッシュ財団の技術を検証して応用することが可能です。さらにケッシュ財団は特許権を主張しないと発表していますので権利侵害などの知的財産の問題は一切ありません。
全国の中小企業はチャンスなのではないだろうか
日本全国の電気業界は千載一遇のチャンスなのではないでしょうか。日本政府は原発を再稼働させることに一生懸命なので民間はフリーエネルギーの応用に一生懸命になれば良いのではないでしょうか。
新発売のフリーエネルギー装置
ケッシュ財団からまた新しいフリーエネルギー装置が発売されています。
1つのコンセントにつなぐタイプです。コンパクトなフリーエネルギー装置Magravパワーユニバーサル・システムは1つのコンセントの電気を永遠に供給するみたいです。このような仕組みが世界中で広まると貧困にあえぐ後進国も豊かになっていきます。地球上の貧富の差がなくなる可能性も出てきます。
フリーエネルギーに言及したTHRIVE(スライブ)という映画
この映画はProctor and Gamble(プロクター&ギャンブル)社の御曹司であるフォスター・ギャンブル氏が2011年11月に発表した映画です。
この映画の中でフリーエネルギーについて触れており、
フリーエネルギー装置が世界中に広がると貧富の差がなくなり平和で楽しい世界となる
このように説明しています。この映画はUFOやエイリアンなどの場面も多いので全てを鵜呑みにすることは出来ないのですがフリーエネルギーの部分に関しては同感する内容となっています。
さいごに
世の中には数多くの素晴らしい技術がありますが今回のフリーエネルギー装置は本当の意味で素晴らしい研究であり発明です。
また、権利主張することもなく世界中に発信している部分は理想の高さを感じます。金融崩壊、天変地異、戦争と今の世界は様々な不安定要素で満たされていますが今回のようなニュースをきっかけに平和で楽しい世界になってくれることを期待しています。
今後もケッシュ財団には注目して行きたいと思います。
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