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週末起業でたこ焼き屋

飲食業における希少性を考える

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今月は新規メニューである「明石焼き」の商品開発(調理の練習・必要な機材の制作等)を行ってきました。私のお店はたこ焼き屋さんなので基本的にはたこ焼きしか提供しません。

私のお店にとっての明石焼きは上顧客様へのプレミアムでありサービスです。ですので提供する際には店休日の木曜日に完全予約制にて運用しようと考えています。

私のお店がある街で明石焼きのお店は存在しません。

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これって、すごく大切な要素だと思いませんか?つまり、完全に競合他社が存在しないので明石焼きが食べたい人は必然的に私のお店に来るしか方法が無いのです。

競合他社が存在しないという事は近隣のお店の動向などを気にする必要が無いという事です。従って、思い切り高品質にこだわり続けていく事が可能であり、努力すればするほどお客様の満足度も上がり、売上も利益も上がっていく事を意味します。

お店を開いている地域で存在しない他県のメニューを提供すると言うのは

飲食業のシルクロードなんです。

Silk_route

Licensed under  ウィキメディア・コモンズ

その昔シルクロードでは貿易が盛んにおこなわれており、中国と地中海を繋ぐ貿易路として活躍しました。中国からは大量の陶磁器、地中海側の国々からはペルシャ絨毯や胡椒などが交易されていました。その土地に無いものを持ってくる。これって商売の基本ですよね。

「無い物を持ってくる」飲食業で考えると希少性があるメニューの提供なんです。メニューに希少性があるということ自体が付加価値になりますし、希少性があり付加価値が高いものは話題性もあるという事ですので広告宣伝などをしなくても自然に口コミで人々に伝わっていきます。

しかしがら、希少性だけでは成り立ちません。

お客様と品質についてのお約束が必要です。

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珍しかろう不味かろうでは話になりません。ですので、商品開発には自分自身が納得するまで徹底的に行っていきます。開発段階で費やされる時間と費用に関しては「投機」ではなく「投資」ですので無駄ではありませんし、そこでの努力はお客様の笑顔と満足度として確実に私に帰ってくることになります。

希少性+高品質=圧倒的なインパクト

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この方程式は飲食業においては極めて重要な要素だと私は考えています。希少性があり尚且つ高品質であること。これを一つずつ着実に数を増やしていく事が次の展開に繋がっていくのだと感じています。

スーパーマーケットなどの物販も同様で希少性が高くて高品質なものはベストセラーになり長期間に渡り売れ続けることになりますが、そこには会社としての品質基準とバイヤーの知識や感性が重要な要素となります。

流行りのアイテムだけを追いかけていくのではなく普遍的に評価されるような商品を提供していく事こそが安定した売上と利益をもたらしていき、ひいては継続して経営できる基盤になると思います。

本日は休み明けの月曜日。張り切って行きたいと思います!

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