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週末起業でたこ焼き屋

TPPとたこ焼き屋

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昨晩は店休日だったのですが、夕方になり同じテナントビルに入っているショットバーのマスターより写真が送られてきました。テナントビルの付近で消防車が7台で立ち入り禁止の紐が貼り廻らせてあります。

これは火事だ。

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急いで、現場に向かいました。火事の現場は向かい側のビルでした。なんと、行きつけのラーメン屋さんが出火元だったんです。店長さんは意気消沈しており可哀想な状況です。幸いにもボヤで済んだのですが営業再開は当分先の話になるとのこと。原因は寸胴の空焚きです。これから寒くなるにつれて火事が増えます。私も今一度、気を引き締めて防災意識を持っていきたいと思います。さて、甘利経済再生担当相がアメリカ・アトランタで参加しておりますTPP(=環太平洋経済連携協定)の閣僚会合ですがいよいよ今晩にも合意の共同記者会見が開かれようとしています。そのような中で、日本のTPP参入によるたこ焼き屋経営における影響を分析してみました。

TPP交渉、大筋合意へ=医薬品など難題進展―日米協議も決着図る・甘利氏

【アトランタ(米ジョージア州)時事】日米など12カ国は、環太平洋連携協定(TPP)締結交渉で大筋合意する見通しとなった。

甘利明TPP担当相が4日午後(日本時間5日未明)、「残された課題である医薬品、乳製品、自動車で大きな前進があった。(安倍晋三首相に合意の)見通しを報告した」と述べ、5年半に及ぶ交渉が合意に向かっているとの認識を明らかにした。

12カ国はアトランタでの閣僚会合の日程を5日目となる4日まで再延長し、協議を継続。最大の焦点となった最先端のバイオ医薬品のデータ保護期間では、 米国とオーストラリアが双方の受け入れ可能な妥協案で一致。5年を主張していたチリも「問題は乗り越えた」(チリ政府関係者)と妥協案を評価した。

出典:Yahoo!ニュース時事通信 10月5日(月)1時16分配信

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TPP参加によって、たこ焼き屋(飲食店経営)にどのような影響が出るのか。TPPへの参入は日本経済を構成する全ての業界に対して影響がありますので、この記事では飲食店経営に焦点を当てて書いていきます。飲食店経営にとって、最も影響力がある項目は下記の2つだと思います。

<TPP参入によって変わる経営環境>

  1. 牛肉を筆頭に様々な輸入食材が極めて安く輸入される。
  2. 最低賃金の制限が無い極めて低賃金の外国人労働者が大量に流入してくる。

私のたこ焼き屋で使用している小麦は国内産ですが、今後は関税撤廃により大量に安い小麦が日本国内に入ってきますので、市場原理で国内産の小麦も値下がりしてくることが予想されます。従いまして、商材原価は下がります。さらに、食材の価格が大幅に下落する事によって超安価な飲食店も続々と登場してくると思います。

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安価な輸入食材+安価な外国人労働者=激安飲食店

つまり、デフレ経済に逆戻りになる可能性があります。TPP参入については様々な弊害があると言われています。医療分野や投資分野などがそれにあたります。しかしながら、昨今のスタグフレーションによって加速度的に生活が苦しくなってきている一般庶民にとっては好影響の一面があるかも知れません。対照的にコストの安い外国人労働者が大量に流入してくるために、単純作業のような職業についている人などは外国人に職を奪われる可能性も出てきます。

飲食店の業態は二極化していく。

TPP参入によって飲食店の業態は二極化していくのだと考えています。どのように二極化するのかというと

激安飲食店or超高級飲食店

街は激安飲食店ばかりになり、その中でポツポツと高級飲食店があるというような状態が想像できます。牛丼などはTPP参入によって現在の仕入れコストが格段に下がりますので牛丼並盛180円程度まで下がるのではないでしょうか。このような状態になると自宅で自炊するよりも外食の方が低コストになるというような状態も予想され、エンゲル係数は下がっていく。そんな世界です。モンサント社の遺伝子組み換え食品や成長促進剤たっぷりの輸入牛肉を食べるのは健康面を考慮すると懐疑的ですが、そんな事を払拭するくらいのインパクトがTPP参入にはあります。

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既にTPP関連株が暴騰しています。

気の早い投資家の人達は、まだ正式に発表されてもいない状況の中TPP関連株に資金を移動されているようです。とにかく今後の世界は状況が激変することになります。世の中が激変する時は、私のような中小零細企業にとっては一生に一度のチャンスだと捉えています。前回の記事10兆円の年金消滅と下流老人でも書きましたが、国や政府がアテにならない時代だからこそ、資産形成を真剣にやらなくてはなりません。今まで好調だった企業が不調になり、これまで日の目を浴びなかった企業が注目されるなど、今後の世界は常識と非常識がひっくり返る場面が多く存在する状況だと私は考えています。

スピーディーに変化した人が生き残る。

TPPに関しては賛否両論あります。倫理的に考えたら個人的にも大反対なのですが、一般庶民は大きな世の中の流れに抵抗する術は事実上ありません。このような環境になるのであれば、個々が環境に適用していく以外に方法がありません。世界の状況が急カーブになるのでしたら、私自身もハンドルを大きく回して変化していきます。世界金融危機、天変地異、中東有事、TPP参入、マイナンバー制度施行、私の目の前には数多くの大きな変化が待ち構えています。今を精一杯生きて、最大限のベストを尽くして努力していこうと思います。

本日はお休み明けの月曜日。曇り空ではありますが雨ではありません。本日も張り切って参りたいと思います。

 

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