東京都下北沢に「スープたこ焼き」の専門店がオープンしたとのニュースが飛び込んできました。同店オーナーは代田橋でたこ焼き店「たこたけ」を経営していて、そのお店の名物である「だしたこ」を改良したメニューを考案したとの事。
下北沢に「スープたこ焼き」スタンド 神戸名物「だしたこ」ヒントに
店舗面積は7坪。席数はカウンター8席、テーブル6席。同店オーナーは下北沢で海鮮居酒屋「うぶ」、代田橋でたこ焼き店「たこたけ」を開いており、同店は 3店舗目となる。「うぶ」の階下の物件が空いたことで出店を決めた。神戸出身の木原祥雅店長が慣れ親しんできた味であり、「たこたけ」の人気メニューでも ある「だしたこ」をヒントに、「スープたこ焼き」を考案。「話題性のある新しいたこ焼きを考えた。たこ焼きに合うスープを見つけるのに2カ月かかった」と 木原さん。
出典:下北沢経済新聞
メニューがとてもユニークです。
- トマトスープたこ焼き
- グリーンカレーたこ焼き
- トムヤムクンたこ焼き
- キムチチゲたこ焼き
- だしたこ
- 元祖ソースたこ焼き
この中で「だしたこ」という実績のある看板メニューはソースとだしを混ぜてかけて食べるたこ焼きとのこと。私のお店も、だし醤油を付けて食べるスタイルなんですが、たまにお客様がソースとだし醤油を混ぜて食べている場面を目にしますが恐らく似たような味なんだと思います。ご常連様でフランス料理のシェフの方がいらっしゃいますが、その方いわく「だし醤油とソースの渾然一体の味が最高なんですよ」と言われます。しかし、トマトスープたこ焼きの味が想像できないのですが強烈な独自性です。普通のたこ焼き店との差別化を図っています。
飲食店の要素としては
- 飲料
- 料理
- 内装
- サービス
- 利便性
- システム
大まかに挙げると上記の6点が要素としてありますが、そのうち1.飲料と2.料理で差別化を図るのが飲食店としては王道だと思います。ユニークかつ高品質で他にはない独自性があるとお客様は積極的に口コミしてくれます。独自性があると今回のように記事になったりするので広告宣伝費の必要がありません。口コミとパブリシティーで集客していくのは並大抵のことではありませんが、そこにこそ飲食店経営の真髄があるのではないでしょうか。
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