週末起業のたこ焼き屋。2015年5月からスタートした副業のたこ焼き屋がいよいよ7ヶ月目に突入。これまでの半年間を振り返る。
売上の推移
営業時間は3時間。日曜・祝日・木曜日が店休日の副業たこ焼き屋。お店の位置は繁華街に位置しており、路面店ではなくテナントビルの2階。5坪7席の小さなお店。そんなお店の売上の推移をグラフにすると下記のようになります。
金額は伏せますがオープン当初は関係者の方々がお祝いとして来店してくれたり、もの珍しさで来店してくれたりと現在の客層とは全く種類が違いました。オープン初月は例にもれずご祝儀相場で売上額も累計で最も高額なものとなっています。
グラフを見て頂ければおわかりになると思いますが、オープン初月から徐々に売り上げは下がっていきます。これは、知り合い等の来店が一巡したことを意味します。ここの段階からが正念場となります。実力が試される時です。
夏場に向けて売り上げが下がり続けていく。
最初の頃は同じテナントビルに入っているショットバーなどに呑みに行き営業を行っていました。
最初の三か月くらいは営業努力によって来店数を増やしていくしか方法がないためです。現在でもあの頃に営業してご来店されたお客様が10人前後顧客として今も引き続きご来店頂いています。
オープンして半年。ようやく手ごたえを感じて確信に変わった。
周辺のお店からの紹介や、お客様が自らFacebookなどのSNSで情報発信してくれたおかげで現在は安定した売上を毎日のように確保することが出来るようになりました。
それまでは、浮き沈みが激しく、極端に忙しい日と極端に暇な日の差が大きかったのが特徴です。
私のような小規模飲食店のキャパシティーは小さく、収容能力や処理能力の限界点は低いので一定数の顧客数が確保できたらそれ以上の爆発的な広がりは逆に混乱をきたして顧客様に迷惑をかけることになります。
ですので、肌感覚ですが現在は限界顧客数まで70%程度の人数が顧客になっているのだと思います。
2015年10月度の売上は過去最高額ということはないのですが、その内容はこれまでの中で最も充実した内容になりました。
利益の推移
これまた見事な曲線を描いています。まるでリーマンショックのようなグラフです。何故このようなグラフになるのかと言いますと理由は以下の3点になります。
- 当初よくわからなかったために必要なインフラが整備されていなかったので追加で投資した。
- 包装資材やその他の原材料を大量に確保した。
- 食材等のロスや生ビールの研究開発で酒代が負担になった。
飲食店経営は未経験でスタートしましたので、オープン時には完璧だと思っていたインフラも運営していくうちに、足りない物が多くあることに気づいていきます。
利益の中からそれを再投資していった結果このようなグラフになってしまいました。
また、8月は過去最低の売上しかなく赤字にはならなかったものの利益がほとんど出なかったのも大きな要因です。
週末起業のたこ焼き屋をやってよかったこと
今年41歳になった私が一念発起して始めた週末起業のたこ焼き屋さんですが、やって良かったと思ったことを箇条書きにしてみました。
<週末起業のたこ焼き屋さんをやって良かったこと>
- これまで経験したことのない職種を経験することにより大変勉強になった。
- 新しいご縁をたくさん頂くことができて見聞が広がった。
- 毎晩とても楽しくてストレス解消になった。
- 月に数万円でも新たな収入源ができた。
今のところ、やって悪かったことはありません。本当に心の底からやって良かったと言えます。
さいごに
昨晩も立ち飲み屋さんで飲食業(ビアホール)を経営されておられる方と偶然にも隣になりビール談義で盛り上がりました。1年前に同様のシチュエーションになってもビール談義で盛り上がることはなかったと思います。
これはやはり私自身が同業者であり規模の大小に関わらず業界人になったということになります。このことは人生の幅が広がったことになり、これまでの数倍も人生が楽しくなったと思っています。
人生を豊かに楽しくしていくには行動する以外に方法がありません。考えているだけでは何も変わらないのが現実です。当ブログも2015年6月より書き始めて200ページ近くのボリュームになりました。行動と継続があって初めて結果が出るものなのだということが理解できました。これからも、楽しみながら努力をしていき数多くのお客様の笑顔を生み出していきたいと思います。
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