深刻な不況を肌で実感。持ち帰りは順調なものの店内飲食の数はごくわずか。
来客動向
引き続き来客数はすくない。10月以降の衰退ぶりは過去に経験したことがありません。近隣のお店もまた同様で、これまで経験したことのない状況とのこと。これは飲食店に限らずバーやスタンドでも同様の状況です。
繁華街の人通り
今週は毎年恒例の祭りだったのですが、最終日こそ多くの人が街に繰り出していたものの初日、2日目は閑散としていました。毎年、祭りの時期はゴミで溢れかえるのですがゴミすら落ちていない状況。
タクシー運転手さんの話
ロングのお客様は終電までに帰るみたい。ショートのお客様の比率が高く乗車率も大幅に下がっています。そもそも街に人がいないので郊外エリアにて流しているという話をよく耳にしました。私も利用する際はショートなのでチップを渡していました。
まとめ
日銀短観などを見ても深刻な不況です。政府与党の閣僚たちは景気は緩やかに回復しているなどと言っていますが実体経済は相当な勢いで冷え込んでいます。例年11月は新規オープンのスタンドが多いのですが今年はほとんどないと管理会社の社長が言っていました。このままの状況で年末に突入した場合、来年初頭に倒産する飲食店の数は相当数に上ると思います。
空き店舗に新規出店者が入らない場合、最終的にはゴーストタウンみたいな雰囲気になることが予想されます。来年度も引き続き景気が良くなる材料がないので体力勝負になることが必至。私のお店は幸いにもお持ち帰りのたこ焼きの販売数が伸びていますので今月も赤字にはなりませんが一般の飲食店の資金繰りは相当に厳しいものになると考えています。
繁華街の治安も不景気になればなるほど悪化しているように見えます。お金が世の中に回らないと格差が広がり些細なことから暴力事件に繋がったりと悪循環に陥ります。来週以降の動向を注視していきたいと思います。
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