お店の出店先を見つけて、不動産賃貸契約を経て機材や食材を仕入れて運用テストも行いました。いよいよ最終調整の段階です。この段階では、明日がオープン初日くらいの時期でしょうか。全てにおいて最終調整。最後は、
すみずみまで掃除する。
床や壁、トイレのすみずみまで念入りに丁寧に時間をかけて掃除していきます。オープン前日ともなれば少なからず興奮していたり、不安な気持ちになったりするものですが、掃除を丁寧にしていく事によって心の落ち着きを取り戻します。通常、テナント物件を借りる際には大家さんがコストをかけて掃除の専門業者にクリーニングを依頼してくれます。クリーニング後の店内は一見キレイに見えるのですが、隅々までチェックしていると、たばこのヤニなど結構汚れたままになっているものです。
明日のオープン初日は、どうしてもオペレーションも要領が悪いでしょうし提供物の品質も、そこまで高くは無いと思います。ですので、せめて店内の清掃だけでも努力して行う事が不慣れな店主の唯一出来ることなのではないでしょうか。
私は、今でもお客様から「トイレがキレイですね」とか「厨房(たこ焼きの焼き台がお客様から見えるようになっている)がピカピカですね」など嬉しい感想を多々頂けます。いくら内装にお金をかけて豪華に仕上げたとしても日々のお掃除が出来ていないようでは何の意味もありません。対照的に内装は豪華ではなくても、日々のお掃除が徹底されている店内は、それだけで価値があります。